顧客単価をアップさせる方法は、【より高いものを買ってもらう】と【より多く買ってもらう】の2つ。
普段の営業の中に顧客単価アップの販促を取り入れましょう
アップセルとクロスセル
顧客単価をアップさせる方法は2つあります。一つは単価をアップすることや、価格の高い商品を買ってもらうことです。全部ではなくても、何点かの商品の価格をアップするだけで、平均単価がアップします。
そして、もう一つはたくさん買ってもらうことです。単価の高い商品を買ってもらうための提案をアップセル、関連する商品などを、ついでに買ってもらう提案をクロスセルと言いいます。
飲食店の場合は、松竹梅などランク別の商品や、セットメニューで単価の高い商品を提案したり、購入点数を増やしてもらうために、ドリンクやデザートを一緒に注文してもらう工夫をしていると思います。
おなかがいっぱいの人には、それ以上お勧めしても注文していただけませんから、お土産などのテイクアウトやGIFT用の商品券購入などの提案も考えてみるといいでしょう。
メニューブックとPOPを最大活用
飲食店で顧客単価を上げるために必須のツールは、メニューブックとPOPです。メニューブックは、売りたい商品の写真を大きく扱ったり、価格を高い順に並べるように構成することで、客単価がアップします。もし、メニューブックがそうなっていない場合は、作り変えて顧客反応を確かめてみてください。
また、セットメニューやデザート、テイクアウトのPOPを目に付くところに貼ってください。店員さんが売り込みをすると嫌がるお客さまも、メニューやPOPのセールスには無意識で反応します。
作成のポイントは、お客さまのハートをキャッチするコピー・・・キャッチコピーです。商品名と価格だけではお客さまの注意を引き付けることができませんので、ぜひ、気の利いたセールスコピーを考えてみてください。最初は難しく考えないで、どんな言葉でお勧めするかと考えて、そのまま文章にすることからでOKです。
例えば
「開業以来、素材の鮮度にこだわり続けています。
旬の香りを感じていただける一品をご堪能ください」
秋鮭のマリネ ●●●円
Ryoukan