売れるチラシの作り方ー第7回・売れるチラシを作る3つのポイント
シリーズでお届けしている「売れるチラシの作り方」最終回の今回は、チラシデザインの絶対外せないチェックポイントについてのお話です。チラシデザインの役割は入口を見つけてもらって、スムーズに出口に案内することです。デザイナーの方はもちろん、デザインを外注する場合も、以下の3点はしっかりチェックしましょう。
入口と出口は必要以上に大きく扱う
目の導線上に重要なコンテンツを配置する
ターゲットと親和性の高いデザインにする
それぞれ、もう少し詳しくご説明します。
絶対に外せないチラシデザインのポイント
1,入口と出口は大きく扱う
入口はキャッチフレーズによって、チラシに目を止めて手に取ってもらうこと。出口はCTA(コールトゥアクション)=行動喚起いわゆるお客様にチラシが目的とする行動をしてもらうことです。キャッチフレーズを大きく目立つように扱っているのは、ほとんどの方が記憶にあると思うのですが、問題は行動を促すためのCTA(コールトゥアクション)のデザインです。
①行動を後押しするオファー(特典など)
②行動を決断させる締め切り
③行動をスムーズにする各種案内
・問い合わせ先・申し込み先・支払方法・案内図など
CTAでは、この3点をセットにして分かりやすくレイアウトすることが大切です。スペースが小さかったり、分かりにくかったりで、その気になったお客さまを逃がしているケースも多いので注意しましょう。
2,目の導線上に重要な情報を配置する
これは、ヨコ組のチラシは左上から右下へ、タテ組は右上から左下へという目の動きに合わせて、重要なコンテンツを配置していくということです。問題提起(キャッチフレーズ)で注目させて→課題共有(リード文)→課題解決策(商品)
→理由・根拠(お客様の声など)→行動喚起(CTA)という流れの構成が一般的です。
3,ターゲットと親和性の高いデザイン
親和性が高いデザインとは、新聞読む世代の人ならタテ組のレイアウト、若い人なら横組みにするなど、性別や年齢を考慮したデザインという意味です。また、商品が持つイメージに合わせてレイアウトや文字の大きさ、書体、色数などを工夫しましょう。ハイセンスなデザインや高級感のあるデザインは、ターゲットの価値観に合うように演出します。
以上が、絶対外せないデザインの3大チェックポイントです。売り上げに直結する重要なポイントですので、チラシ作成の際にはぜひ参考にしてください。
今回でチラシデザインのチェックポイント、「売れるチラシの作り方」7回シリーズは終了となります。最後までお読みいただいた方に感謝申し上げます。タイミングをみて7回シリーズのすべてをまとめ、必要な方にはPDFでお渡しできるようにしたいと思います。
Ryoukan
売れるチラシの作り方ーシリーズ目次
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