間違った認識1,いい商品は黙っていても売れる、という思いこみ
市場にはいい商品があふれています。むしろ、今はいい商品でなければ、市場に残れないのではないでしょうか。そのため、商品だけで差別化をすることは難しく、商品開発以上に、売り方が求められている時代だといえます。
よく「使ってみてもらえれば良さをわかってもらえるのだが」と、おっしゃる社長さんがいらっしゃいます。その、使ってみてもらう方法が【無料お試しやサンプリング】です。TVショッピングの無料お試しやデパ地下の試食販売がよい例ですが、サンプリングは購買に結び付く効果的な販促手法です。
間違った認識2、広告をやっても効果がない、という思い込み
広告をしても効果がないという方のお話を伺うと、ちょっとやっただけで反応がないという場合がほとんどです。確かにスモールビジネスでは、少ない予算で成果をあげる必要がありますが、少ない予算の基準があまりにも低すぎるように思います。
効果がないからと広告をやめてしまっては、発展性がありません。インターネットの普及によって情報があふれている時代ですから、今こそ、広告なしではビジネスは成り立たないと考えなければならないでしょう。
間違った認識3、とにかく新規集客さえすれば、という思い込み
とにかく新規集客にエネルギーを注げばいい、と思い込んでいる経営者の方が多いことに驚きます。集客後の顧客育成の仕組みのない広告活動は、早急に見直さないと、ざるで水をすくがごとく、いつまでたっても儲からないパターンにハマってしまいます。
ビジネスのガソリンと言われる新規集客はとても大事です。しかし、集めた見込み客を顧客に転換し、リピーターから常連客に育成して維持する仕組みがないと、利益を出せないだけでなく、新規集客の広告費すら回収できないことになります。集客→販売→リピーター育成→固定化というマケティングの仕組みを作りましょう。