値上げのプロセス「利益改善のショートストーリー」をシェアします。

「いい宿繁盛記」で連載したこの物語は、宿泊代の10%値上げ、3段構えの価格構成、そして「〇〇尽くし」というネーミングといった具体的な施策を通じて、利益率を改善していくプロセスを描いたものです。

「いい宿繁盛記の利益改善ストーリー」.

1. 販促は「後出しジャンケン」でいい

新しいことや奇抜なことを始める必要はありません。

宿が守ってきた「品質(シーズ)」と、お客様が求める「旅の特別感(ニーズ)」を、現代の尺度で正しく「再定義」して翻訳する。

この翻訳が正確であれば、価格を上げてもお客様から感謝される結果に繋がります。

シーズとニーズ

2. AIにはできない「覚悟」の言語化

今の時代、AIでキャッチコピーは作れます。

しかし、経営者の「この品質ラインは下げられない」「このサービスは譲れない」という泥臭く人間味あふれる「商売に対する姿勢」こそが、スモールビジネスにおける最強の販促資源になります。

販促とは、経営者の想いを汲み取って、言葉や色に置き換える作業なのです。

経営者の覚悟
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3. 明日から使える「商売の救急箱」

このシリーズでは、以下の5つのステップをお伝えしています。

  • 第1回、顧客が商品選択に際して何と比較しているかを知る
  • 第2回、顧客の心理的な価格の選択肢を整える
  • 第3回、事実に基づいた戦略的な名前(ネーミング)を付ける
  • 第4回、迷わせない購入までの案内地図(デザイン)を作る 
  • 第5回、利益率改善の鍵は「価値の再定義」と「経営者の覚悟」

スモールビジネスのオーナーは孤独ですが、あなたの宿のこだわりや理念の中には、必ず「金の卵」が眠っています。売上や利益に悩んだとき、この連載があなたの商売の「救急箱」として役立つことを願っています。

まずは明日の朝、レジ横のメッセージカード一枚から変えてみませんか?

と言った内容です。

金の卵
Golden Easter eggs.

まとめ

一口に値上げといっても業種によって温度差があります。付加価値提案のできる商品やサービスの場合は、価格操作がしやすい面があります。

しかし、購買経験が豊富な汎用品やNETで簡単に価格が比較できる商品の場合は、値上げは容易ではありません。

あなたのビジネスや提供している商品・サービスは、価格操作の観点で見ればどのようなポジションになるのか?ホテル・旅館の例を一読をして、比較・検討してみてください。

詳細はこちらです。

【利益率改善-1】「宿泊代は上げられるが、宴会代は上げられない」—30年の現場で見つけた価格決定の分岐点

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました! 地域を支える皆さまのビジネスが、笑顔と活気で溢れるよう心から応援しています。

「これは!」と思うアイデアがあれば、ぜひ今日から一つ試してみてくださいね。
Ryoukan



商売のヒントはこちらでもご覧になれます。地元の商工会議所を活用しましょう。
◆全国の商工会議所一覧 https://www5.cin.or.jp/ccilist
◆中小企業庁支援策チラシ一覧 https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/support.html

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