旅の楽しみを倍増させる!レストランでの顧客単価アップ術

今回は、地方の小さなホテルや旅館がレストランを利用して宿泊客の顧客単価をアップする方法について、紹介したいと思います。

レストランでの食事を豊かな体験に!旅の楽しみを増幅させて顧客単価を上げる方法

旅行者が楽しみにしている夕食は、どちらの施設でも松竹梅の献立のほかに、さまざまな企画で複数の献立をご用意されていると思います。また、レストランでは、グランドメニューのほかに季節のおすすめや単品のプラスもう一品メニューなど、単価アップの工夫もされているのではないでしょうか。

顧客単価アップの王道は、ドリンクやデザートの追加メニューをご注文していただくことです。特にワインやビール・日本酒などのアルコール類をご注文いただけると単価は一気にアップします。お酒の好きな方は、日本酒やワインなども旅先のものを楽しみたいと思っている人が多いので、積極的にお勧めしましょう。

レストランで出される利き酒セットは、お酒好きの人にはたまらない旅の楽しみのひとつです。利き酒セットは帰りのお土産品の購買にもつながる一石二鳥の販促アイデアだと思います。(あなたの施設ではお土産品を持ち帰った後に、はがきやNETで再注文できるようになっていますか?)

そこで、関連したアイデアをひとつ。お食事の後のデザートをお楽しみいただく「お茶うけ味見3点セット」のようなメニューを考えてみてはいかがでしょうか?奥さまをはじめ女性のお客さま向けにご提案するメニューです。

お土産品の和菓子などを手ごろなサイズにカットして利き酒セットの要領でお出しします。お客さまの好みにマッチすればお土産品の販売も伸びるのではないでしょうか?ご主人だけではなく奥さまの楽しみをご用意してあげることで、レストランでの滞在時間を延ばすことができます。

利き酒セットやデザートの味見セットは、できることなら利益目的ではなく、サービス価格でご提供することをご検討ください。納入業者さんとも相談をして安く提供できれば、お土産品の販売という販促効果の倍増が期待できます。ご主人は利き酒セット奥さまはデザートの味見セットというご注文が増えると思いますよ。

Ryoukan

唎酒セットは単に味わうということだけではなく、飲み比べて自分の嗜好に合うものを探すという楽しみがあります。顧客単価のアップを図る方法はさまざま考えられますが、【食事を味わう】という視点から【食事を楽しむ】という視点に切り替えると、新しいアイデアが浮かびやすくなります。

食事+景観、食事+音楽、食事+ショーやマジック、食事+ランキング、食事+〇〇・・・、どのように組み立てたらお客さまに喜んでいただきながら、顧客単価をアップできるか?いろいろ考えてみてください。

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