"絶対もうかる「値上げ」の仕組み”教えます(石原先生の本をご紹介)
顧客単価アップの究極の方法は値上げですが、今日の販促のヒントは石原明先生の【"絶対もうかる「値上げ」のしくみ”教えます】のご紹介です。この本は、値上げに踏み切る勇気と、値上げのt手順などのノウハウを提供してくれます。10年ほど前の発行ですが、売り上げや利益の公式は基本的に変わりませんので、すぐにでも活用したい商売の知恵が詰まっています。
値上げに踏み切る勇気と、値上げのノウハウをもらえる本です。
「値上げ」と「値下げ」で分かる経営のインパクト
この本の中で「値下げ」と「値上げ」でわかる経営のインパクトという、非常にわかりやすい事例があります。
100円の売価で粗利益が30円の商品を2割引きで売った場合、原価が同じだと粗利益は10円になり3分の1まで落ちてしまう。こうなると、同じ利益を残すためには3倍の数を売らなくてはならなくなります。 逆にこの商品を30円値上げした場合は、販売数が半分になってもほぼ同じ利益を確保できる、というものです。
いわれればすぐわかる簡単な計算ですが、日常の業務に追われていると、落ち着いて考えることは少ないように思います。ましてや、どうしたら30円アップできるかなどと、真剣に取り組んでいる人は希少ではないかと思いますが、いかがでしょうか?
この本では「値下げ」は最悪の経営手法「値上げ」こそが正しい経営手法であるといっています。
値下げをするのは商品に自信がない証拠。
値下げをすることは、
1,自分が手掛けたビジネス、取り扱う商品・サービスに自信がない証拠
2,「安く売ることこそ企業の務め」という思い込み。
間違った「安売りの礼賛」が、当然のこととして通用している現在の状況こそ、日本企業が陥っている最大の問題であり、値下げの連鎖は産業構造全体を破壊する負の循環であると指摘しています。
正しい値上げの手順
石原先生は「値上げ」こそが正しい企業努力であると説いており、以下の4つのステップで会社が儲かる体質に変わると紹介しています:
- 値段を上げる - 適正な価格設定を見直す。
- 客層を変える - 価値を理解する新しい顧客をターゲットにする。
- 情報を加える - 商品やサービスの価値を伝えるための情報を充実させる。
- 経営を回す - 持続可能なビジネスモデルを構築する。
値上げの決断をサポート
この本は、値上げに対する具体的な進め方とともに、値上げに踏み切るための勇気を与えてくれる一冊です。値上げを躊躇している方にとって、読み進めることで新たな視点を得られ、間違った思い込みを払しょくするきっかけとなるでしょう。経営の一環としての値上げの重要性を再認識し、実際に実行に移すためのサポートを提供してくれます。ぜひご一読ください。
絶対もうかる「値上げ」の仕組み教えます
著者:石原 明
ダイヤモンド社
Ryoukan
併せてお読みください。理解が深まります。
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