飲食店に来店するきっかけをどう作るか?新規客の集客方法とリピーと客の集客方法の違い

朝起きたら、一面真っ白の雪景色でした。私の住む八戸市は、南部地方と言われる太平洋側に位置していて、青森や弘前のある津軽地方とは違い、雪が降っても積雪量は多くありません。しかし、今年は12月中旬になって頻繁に降っている感じで、ひょっとすると雪の多い冬になるかもしれないと少し心配です。

リピート客を大切にして維持・活性化しながら、常に新規客を集客するのが販促の基本です。

さて、今回は飲食店に来店するきっかけをどう作るか?というテーマで、飲食店に限定した販促の考え方をご紹介します。通常、飲食店の売り上げバランスは、新規客が2割で既存客が8割と言われています。

既存客の囲い込みが出来ていなくて、常に新規客を追い求めているのは困りものですが、リピーターで売り上げが確保できているから、新規集客がいらないということにはなりません。アンケートで満足していると回答したお客様でも、年間に2割程度は流出すると言われていますので、常に新規客の補充は必要になります。

新規のお客さまを来店させるきっかけ作りと、既存のお客さま(リピーター)を来店させるきっかけ作りは少し手法が違いますので、それぞれの基本的な集客の考え方をご紹介します。

まず新規のお客さまがお店を選ぶ理由は

①紹介(家族、友人、会社の同僚)
②インターネットやチラシなどの広告でお店を知る
③店頭の看板やメニューを見て

などが主な理由なので、積極的な広告活動が必要です。紹介や口コミをしてもらうための情報ソースは、なんといっても料理に尽きると思います。味もさることながら、ネーミングや見た目も含めた特徴づくりの工夫も大事です。

一度来店したお客様が次に来店しない最大の理由は「忘れている」でしたね。そのため、リピーター対策は定期的な情報発信が重要です。旬の素材や季節のMENU、新MENUなどをSNSに投稿したり、メルアドのあるお客様には、本日のおすすめやスタッフの近況などをこまめに発信しましょう。

季節ごとのご案内と、お客様の誕生日や記念日にはお祝いをするなど、大事なタイミングにはDMを郵送しましょう。ただ待っていてお客様が来ないと嘆いても始まりません。お客様が来店する理由、行きたくなるきっかけ作りして、常に思い出してもらえる店づくりを目指しましょう。

Ryoukan