スタンプラリーへの参加でできるのは新規集客?リピーターの再来店?
今日は地元のフリーペーパーの企画で、スタンプラリーの参加者に抽選で商品券をプレゼントする、というものがあったので思ったことを少し書いてみました。
共同企画は予算を効率的に使えるいい機会。
スタンプラリーは飲食店の活性化を目的に企画されます。参加飲食店を利用してスタンプをもらい、スタンプが規定数になったら応募するという仕組みです。当選者には参加店で利用できる商品券が提供され、再来店に利用されます。
このような共同企画は、注目率が高く販促効果も高いので、できるだけ参加をしておいた方がいいでしょう。お店の存在を再認識してもらういい機会です。
企画自体は、どこでも実施されている定番的なものなので珍しくはありません。私が面白いと思ったは、参加店情報が店名と住所電話、地図と営業時間などの最低限の情報のほかは、Instagramのアドレスだけでお店の写真も料理の写真もなかったことです。
「写真はInstagramで確認してね」というわけです。
広告媒体を上手に組み合わせる。
もし、この企画がフリーペーパーの媒体力を強化するために、Instagramと連動させて広告を使ってもらうという狙いがあったとすれば、よく考えられているなと感心しました。
地方では、まだまだ集客にWebを使うことに慣れていないので、フリーペーパーへの掲載条件としてInstagramの使い方をサポートするサービスは喜ばれると思います。
従来のメディアとWeb広告を組み合わせて使う方法は、お店が単独で広告キャンペーンを行うときにも応用できるうまい方法です。
狙いは、新規集客、リピーターの再利用のほかに、お店を知ってもらう認知度の向上もあります。
参加したお店には、応募者数や来店数などが伝えられると思いますが、期待通りのお店や期待したほどではなかったというお店など、結果はさまざまだと思います。
お店側としては、もし期待通りではなかった、むしろ思った以上に来店が少なかったという場合は、立ち止まって考える考えるいい機会かもしれません。
また、開店して日が浅いお店や、あまり広告をしたことがないというお店の場合は、多くの人にお店の存在を知ってもらうという広告効果もありますので、来店数だけで結果を判断する必要はありません。
店頭の看板やポスターでのご案内、または、リストのあるお客様へのメールやDMの案内など積極的に手を打ったところと、参加しただけでただ待っていたお店の差もあったのかもしれないですね。
当然、参加費はかかっているわけですから、新規のお客さんが来店したら名簿をとることや、次回来店の販促を仕掛けるなど、お客様が来店するきっかけのあるこのようなチャンスを、最大限に活用したいところです。
Ryoukan