小さなお店でも続けられる「かんたんニュースレター術」で固定客を増やす方法
前回は「ニュースレターは最強のリピーター囲い込みツール」というテーマで、しっかり作り込む方法をお伝えしました。今回は少し視点を変えて、「手間をかけずに続けられるニュースレター」についてお話しします。
スモールビジネスの現場では、とにかく時間が足りません。「大事だとは分かっているけど、忙しくて続かない」これは多くの経営者の本音ではないでしょうか。
ですが、ニュースレターは“完璧に作ること”よりも“続けること”の方がはるかに重要です。そこで今回は、誰でも無理なくできるシンプルな作り方をご紹介します。

1. 売り込みではなく「人柄」が伝わるお便りを目指す
まず大前提として、ニュースレターは「お知らせ」ではなく「お便り」だということを再確認しておきましょう。売り込みばかりでは読まれません。むしろ、「ちょっとした近況報告」や「お店の裏話」の方が喜ばれます。
例えばこんな内容で十分です。
・今月のひとこと(季節の話題や最近感じたこと)
・お客様とのエピソード
・スタッフの紹介
・おすすめ商品の一言コメント
これだけで立派なニュースレターになります。

2. 「型」を決めて、日常のメモをネタにする
次に大切なのが「レターの形式を決めてしまう」ことです。毎回ゼロから考えると続きません。おすすめは形式(型)を作ることです。
例えば、
①あいさつ
②今月の小話
③おすすめ情報
④ちょっとしたお知らせ
などの4つか5つの情報だけでOKです。この順番を毎回繰り返すだけで、悩まずに作れるようになります。
さらに、見た目もシンプルで構いません。白黒でも十分ですし、手書きでも問題ありません。むしろ、あまりにきれいすぎると「広告っぽさ」が強くなり、距離を感じさせてしまうこともあります。
年配のお客様には、手書き風や素朴なデザインの方が親しみやすいと思います。「上手に作る」より「人柄が伝わる」ことを大切にしてください。
もうひとつのコツは、「ネタをためておく」ことです。日々の仕事の中で、ちょっとした出来事をメモしておきましょう。
・お客様に言われて嬉しかった一言
・ちょっとした失敗談
・季節の変化
こうした小さな出来事が、そのままニュースレターの材料になります。

3. 「完璧」を捨てて、思い出してもらうきっかけを作る
そして最後に、一番大事なポイントです。
それは「完璧を目指さないこと」。最初から立派なものを作ろうとすると、長続きしません。月に1回、A4一枚でも十分です。内容が短くても問題ありません。
ニュースレターの役割は、「思い出してもらうこと」です。お客様の頭の中に、「そういえばあのお店あったな」と思い浮かべてもらえれば成功です。
特別な技術も、難しい知識も必要ありません。必要なのは、「お客様にちょっと声をかけるような気持ち」だけです。まずは気軽に一枚、書いてみてください。
続けていくうちに、自然と自分なりのスタイルができてきます。小さな積み重ねが、大きなリピーターづくりにつながります。
無理なく、楽しく、長く続ける。それが、スモールビジネスにおけるニュースレター成功のコツです。
あなたの成功を願い、応援しています。今日も1日、元気に頑張っていきましょう。
Ryoukan
併せてお読みください。理解が深まります。
商売のヒントはこちらでもご覧になれます。地元の商工会議所を活用しましょう。
◆全国の商工会議所一覧 https://www5.cin.or.jp/ccilist
◆中小企業庁支援策チラシ一覧 https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/support.html

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