売れるチラシの作り方ー第6回・チラシの内容とレイアウトの要点
今回はチラシのレイアウトについて必要な構成要素と作成の手順をご紹介します。
チラシ作成のプロが教える!売れるチラシのレイアウトと内容のポイント
1,ヘッダー領域を決めます
チラシの上部に、ビジネスのロゴやキャッチコピーが入るヘッダー領域を配置します。目を引くデザインで、ブランドのアイデンティティを明確に示しましょう。
2,イメージや写真
キャッチコピーの背景やすぐそばにキャッチコピーに誘導するためのテーマビジュアル(写真やイラスト、図解など)を配置します。
3,キャッチコピーとメッセージ
上部や中央など、もっとも目につきやすい場所にキャッチコピーとメッセージを配置します。キャッチコピーでは、まずターゲットとなる顧客層を明確にします。誰に向けたチラシなのかを明確にすることで、読者の関心を引きつけることができます。
【例】〇〇でお困りの●●さんへ
ターゲットコピーのすぐ下に商品やサービスの魅力を伝える強力なキャッチコピーを配置します。短くて分かりやすい言葉で、商品を使う便益(メリット)の魅力を強調します。この商品を使うとあなたにどんないいことが起こるかを書きます。
【例】〇〇の力で●●の悩みを解決する▲▲をお試しください
続けて商品やサービスのメリットと特長をリストアップし、読者にどんな価値があるかを伝えましょう。具体的な利点を強調することで、興味を持たせることができます。
4,商品やサービスを紹介する写真
商品やサービスの魅力的なイメージや写真を配置します。商品の特長や利点を視覚的に伝えます。
5,メリットと理由
キャッチコピーの下または商品と並列で、商品やサービスのベネフィット(メリット)やそのメリットを提供できる理由(根拠)をリストアップします。実績や評価など、読者に信頼してもらうための情報を提供します。
6,問い合わせ先や連絡先
チラシの下部には特典や問い合わせ先や連絡先を配置します。CTA(コールトゥアクション)といわれるもので、キャッチフレーズと同様に目立つようにわかりやすくデザインします。店舗の場合は地図、電話番号やウェブサイトURLなどを掲載し、読者が簡単にアクションを起こせるようにします。ここがわかりにくいために、手続きが面倒だと購入をあきらめる人もいますので注意が必要です。
7,フッター領域
チラシの下部には、必要に応じて追加情報や注意事項などを配置します。フッターは、デザインのまとめとなる部分です。デザインレイアウトでは、情報の重要性に応じて上から下へと配置することが一般的です。横組みのチラシであれば左上jから右下へ、縦組みのチラシであれば右上から左下へ目線を誘導できるようにレイアウトします。
特に入り口にあたるキャッチフレーズと出口であるターゲットのメリット(便益、特典、購入方法、保証)などの部分は目立つように意識してデザインします。また、ターゲットの年代に合わせたデザインイメージと、視認性などの視覚的なバランスに配慮することも重要です。上記の構成と作成手順参考にして、読者の興味を引きつける魅力的なデザインを作ってください。
Ryoukan
売れるチラシの作り方ーシリーズ目次
八戸市の催事記
私の住む街、八戸市で7月30日から夏祭りが開催されています。「八戸三社大祭」は4年ぶりの再開のようです。青森・弘前ではねぶた、ねぷた祭りが始まりました。県内は夏祭り一色です。家の前を通った山車をスマホで撮った写真です。(八戸三社大祭:7月30日ー8月4日)
今回はチラシのレイアウトについて必要な構成要素と作成手順のご紹介でした。