「もっと売る」より「もっと喜んでもらう」・・・単価アップのカギは“価値”にあり

こんにちは。
今日はちょっと耳よりな話をしたいと思います。
「売上を伸ばしたい」「でも、お客さんの数はなかなか増えない」
そんなふうに感じていませんか?
実は、売上を伸ばす方法って「新しいお客さんを増やす」だけじゃないんです。
今来てくれているお客さんに、もっと喜んでもらって、もう少し多く買ってもらう。
それが、無理なく売上を増やすコツ、顧客単価をアップするコツなんですよ。
もう値下げはしない!「喜ばれる工夫」で売上を上げるシンプルな方法
「安くする」より「価値を増やす」
たとえば、お店の商品を1,000円で売っているとします。
「もっと売りたいな」と思った時、値下げを考える方もいるかもしれません。
でもちょっと待ってください。
値下げをすると、お客さんは喜ぶかもしれませんが、自分の利益は減ってしまいますよね。
それよりも、「この商品、1,000円でも買いたい!」と思ってもらえる工夫をするほうが、長い目で見てプラスなんです。
つまり、「安くする」んじゃなくて、「価値を増やす」んです。

「価値」って、どうやって増やすの?
「そんなこと言われても、難しそうだな…」と思ったかもしれませんね。
でも大丈夫。実は、ちょっとした工夫でできるんです。
① おまけやセットで喜んでもらう
たとえば、手作りのお菓子を売っている方なら、
「3個買ったら、ミニサイズのクッキーをプレゼント」なんてどうでしょう?
ちょっとしたおまけでも、お客さんは「得したな」「また来よう」と感じてくれます。そして、気づけばいつもより1つ多く買ってくれていたりするんです。
販売促進ではプレミアムセールやバンドルセールと呼ばれる手法で、値下げに頼らない集客や販売の方法です。
② お話しする時間も“価値”になる
特にご年配のお客さんには、「商品を買うこと」よりも「あなたと話すこと」が楽しみ、という方もいます。
たとえば「今日は暑いですね」「この前の旅行どうでした?」
そんな何気ない会話も、お店の“サービス”の一つなんです。
こうした温かさも、「また行きたい」「ちょっと高くてもここがいい」と思ってもらえる理由になります。
③ お客さんの名前や好みを覚えておく
「○○さん、いつもこのおせんべいがお好きですよね」
そんな一言で、「自分を覚えてくれているんだ」と感じてもらえます。
ただの商品じゃなく、「私のために選んでくれた」と感じると、お客さんの満足度はぐっと上がりますよ。

「価値」は、商品そのものじゃない
ここが大事なところなんですが、
「価値」っていうのは、なにも商品そのものだけじゃありません。
たとえば、包装が丁寧だったり、お店の中がきれいだったり、笑顔で接客してくれたり。お客さんを名前で呼ぶことができたり。
そういう“見えない部分”も全部、価値なんです。
つまり、お客さんに「気持ちよく買い物してもらうこと=顧客満足度を高めること」が、顧客単価アップにつながるんですね。
品質が同じであれば価格で差別化をするしかないと思われがちですが、気分の良い接客や買い物のしやすさにこそ、差別化の要素があります。

最後に:まずは“ひとつ”やってみませんか?
「難しいことはできないよ」
「忙しくて工夫してるヒマなんてない」
そんな声も聞こえてきそうです。
でも、今日お伝えしたのは、どれも大がかりなことじゃありません。
・いつもより1分だけ、お客さんとゆっくり話す
・小さなおまけを用意してみる
・お客さんの好みをノートに書いて覚えておく
どれかひとつでも、やってみるだけで、
「またここで買おう」と思ってもらえるお店に近づくことができます。
売上は「量」だけじゃなく、「質」でも上げられます。
そして“質”というのは、お客さまに喜んでもらいたいという、あなたの「心配り」や「人柄」から生まれるものです。
忙しい日々かもしれませんが、
ちょっとした工夫で、お店の魅力がぐんと上がるかもしれませんよ。
Ryoukan
併せてお読みください。理解が深まります。

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