第2回:成功のカギは「誰に届けるか」!ターゲットの絞り込み術

「できるだけ多くの人に来てほしい」
商売をしていると、そう考えるのは当然です。

でも実は――
“誰に向けたチラシなのか” がぼんやりしていると、誰の心にも響かないチラシになってしまいます。

逆に、「この人に来てほしい!」がハッキリすると、言葉に力が生まれます。

たとえば、

  • 「みなさまへ」 よりも、
  • 「忙しくて買い物に行く時間がない共働き夫婦へ」

のほうが、「自分のことだ」と感じませんか?

売れるチラシは、まず “誰に届けるか” を決めるところから始まるのです。

チラシを見る女性

ターゲットを明確にする「6つの視点」

難しく考える必要はありません。
次の6つを考えるだけで、ターゲット像がかなり見えてきます。

ターゲットを明確にする6つの視点

① どんな人なのか?(年齢・生活環境)

まずは基本情報です。

  • 年齢
  • 性別
  • 家族構成
  • 住んでいる地域
  • 仕事
  • 生活スタイル

たとえば、

「40代・子育て中・共働き・車移動が多い主婦」と決めるだけでも、使う言葉やデザインの方向性が変わります。


② どんな悩みを持っているのか?

ここがとても大事です。

人は「商品」を買うのではなく、“悩みの解決” を買っています。

例えば、

  • 忙しくて時間がない
  • 安いだけの商品には不安がある
  • 面倒なことが嫌い
  • 健康が気になってきた

など、心の中にある本音を考えてみましょう。


③ どうやって買う人なのか?

人によって、買い方は違います。

  • すぐ決める人
  • じっくり比較する人
  • 口コミ重視の人
  • スマホ検索中心の人

例えば高額商品なら、「安心感」や「実績」が重要になります。


④ 他のお店にどんな不満を感じているか?

これは“売れるヒント”の宝庫です。

例えば、

  • 対応が遅い
  • 説明が難しい
  • 予約しづらい
  • 相談しにくい

など、小さな不満を探してください。その不満を解決できれば、あなたのお店を選ぶ理由になります。

顧客の不満を解消する

⑤ どこで情報を見ているのか?

どんなに良いチラシでも、届かなければ意味がありません。

例えば、

  • 新聞折込を見る世代
  • ポスティングが効果的な地域
  • Instagramを見る若い層
  • Google検索中心の人

など、相手によって「届きやすい場所」が違います。


⑥ 既存のお客様に聞いてみる

これは本当におすすめです。

実際のお客様に、

「なぜ、うちを選んでくれたんですか?」

と聞いてみてください。

すると、

「電話対応が親切だったから」
「説明がわかりやすかったから」
「なんとなく安心できたから」

など、経営者自身も気づいていない “強み” が見つかることがあります。実は、そこに“売れる言葉”が隠れているのです。


ターゲットを絞ると、反応は変わる

例えば、パーソナルジムのチラシ。

A

「痩せたい人、全員集合!」

B

「産後3ヶ月。結婚前のデニムをもう一度履きたいママへ」

どちらが「自分向け」だと感じるでしょうか?

多くの人は、Bに反応します。

なぜなら、
“自分の悩みをわかってくれている”と感じるからです。

これが、ターゲットを絞る力です。


まとめ

チラシ作りで大切なのは、

「何を売るか」

の前に、

「誰に届けるか」を決めることです。

ターゲットが明確になると、

  • 言葉が変わる
  • デザインが変わる
  • 伝わり方が変わる
  • 反応が変わる

つまり、“売れるチラシ”に近づいていくのです。

次回は、
「0.5秒で心を掴むヘッドラインの作り方」についてお話しします。

【売れるチラシ作り】7STEPシリーズ

第1回:読者(経営者)の心を動かす!売れるチラシ「4つの下準備」
第2回:ターゲットの絞り込み方ー「誰に」を明確にする分析術
第3回:0.5秒で心を掴む!「最強のヘッドライン」の作り方
第4回:「怪しい」を「欲しい」に変える!信頼獲得の演出術
第5回:最後の一押し!行動を促すCTA(コール・トゥ・アクション)
第6回:迷わせない構成ー売れるレイアウトの黄金ルール
第7回:デザインの3大チェックポイントー「出口」へ導く仕上げ術

Ryoukan



商売のヒントはこちらでもご覧になれます。地元の商工会議所を活用しましょう。
◆全国の商工会議所一覧 https://www5.cin.or.jp/ccilist
◆中小企業庁支援策チラシ一覧 https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/support.html

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