Googleマップ・MEOで新規客を増やす方法

【売上30%アップ・第2回】

「近くのランチ店を探したい」
「評判のよい美容室はないかな」
「通いやすい整体院を見つけたい」

このようなとき、多くの人が利用するのがGoogle検索やGoogleマップです。

地域名と業種を組み合わせて、

「青森市 ランチ」
「弘前市 美容室」
「盛岡市 整体」

などと検索した経験がある方も多いでしょう。

自店の情報がGoogleマップにきちんと表示され、写真やクチコミから魅力が伝われば、
広告費をかけなくても新しいお客様に見つけてもらえる可能性が高まります。

今回は、売上を構成する3要素のうち、「顧客数を10%増やす方法」として、
Googleマップを活用した集客について考えてみましょう。

もし、あなたの会社やお店がまだGoogleマップを準備していないという場合は、
すぐに準備をしてください。

グーグルマップ

MEOとは?

MEOとは、Googleマップなどの地図検索で、
自店を見つけてもらいやすくするための改善を指します。

難しい専門技術のように聞こえますが、基本はそれほど複雑ではありません。

大切なのは、自店のGoogleビジネスプロフィールに、

  • 正しい店舗情報を掲載する
  • お店の魅力が分かる写真を載せる
  • 新しい情報を継続して投稿する
  • お客様にクチコミをお願いする
  • 投稿されたクチコミに返信する

という地道な改善を重ねることです。

Googleによると、地域検索の表示順位は、主に関連性・距離・知名度の3つをもとに決まります。
お金を払えば必ず上位に表示されるものではありません。まずは、営業時間、住所、電話番号、
業種などの情報を正確に整えることが基本です。
Google公式「ローカル検索結果のランキングを改善する方法」

グーグルマップの改善

最初に店舗情報を確認しよう

写真や投稿を増やす前に、基本情報に間違いがないか確認します。
特に確認したいのは、次の項目です。

  • 店名
  • 住所と地図上の位置
  • 電話番号
  • 営業時間
  • 定休日
  • 臨時休業や祝日の営業時間
  • ホームページ
  • 主な業種
  • 提供している商品やサービス
  • 駐車場や支払い方法などの情報

営業時間が実際と違っていたり、電話番号が古かったりすると、
それだけでお客様を逃してしまいます。

情報を増やすことよりも、まずは正しく、分かりやすく、
安心して来店できる状態にすることが重要です。

写真のチェックリスト

写真は「枚数」より「来店前の不安を減らす」ことを目標に

「写真は何枚載せればよいですか?」という質問がありますが、
Googleは上位表示に必要な理想枚数を公表していません。

大切なのは、同じような写真を何枚も載せることではなく、
お客様が来店前に知りたい情報を見せることです。

まずは、次の写真を揃えてみましょう。

  1. 店舗の外観
  2. 入口や看板
  3. 店内の雰囲気
  4. 商品やサービス
  5. スタッフの様子
  6. 駐車場や受付場所
  7. 初めての人におすすめの商品
  8. 季節商品や新商品

飲食店なら料理と客席、美容室なら施術スペースと仕上がり例、
整体院なら受付や施術室、小売店なら店内とおすすめ商品が重要です。

お客様が知りたいのは、写真の美しさだけではありません。

「入りやすい店か」
「自分に合っていそうか」
「どんな商品があるのか」
「初めてでも安心できるか」

ということを確かめています。

最初に必要な種類を揃えたら、新商品や季節の変化に合わせて
少しずつ追加していきましょう。

改善の4つの柱

投稿は「お客様へのお知らせ」と考える

Googleビジネスプロフィールでは、最新情報、特典、イベントなどを投稿できます。
Google公式「ビジネスプロフィールの投稿を作成・管理する」

投稿内容に迷ったら、次のような身近な情報から始めます。

  • 今週のおすすめ
  • 新商品や新メニュー
  • 季節限定サービス
  • キャンペーン
  • 営業時間の変更
  • 空席や予約状況
  • 商品の使い方
  • スタッフからのひと言

例えば飲食店なら、

今週のおすすめは、地元野菜を使った秋限定ランチです。
1日10食限定でご用意しています。

業種別改善方法1,飲食店・美容室

美容室なら、

夏の紫外線による髪の傷みが気になる方へ。
カットと一緒に利用できる集中ケアをご用意しました。

このように、誰に、何を、なぜ今おすすめするのかを短くまとめます。

投稿すること自体が目的ではありません。
「行ってみたい」「問い合わせてみたい」と思ってもらえる内容を意識しましょう。

クチコミは満足度の高いタイミングでお願いする

クチコミは、初めてのお店を選ぶ人にとって大切な判断材料です。

ただし、無理に高評価を頼むのではなく、サービスに満足していただけたタイミングで、
率直な感想をお願いすることが基本です。

例えば、次のように声をかけます。

本日はありがとうございました。もしよろしければ、今後のお店づくりの参考に、
Googleのクチコミでご感想をお聞かせいただけませんか。

クチコミ投稿画面につながるQRコードを、

  • レジ横の小さなPOP
  • ショップカード
  • レシート
  • お礼メール
  • LINEのお礼メッセージ

などに載せておくと、お客様の手間を減らせます。Googleでは、
クチコミ依頼用のリンクやQRコードを作成できます。
Google公式「クチコミを依頼するリンクまたはQRコードを作成する」

割引やプレゼントと引き換えにクチコミを集めたり、
「星5をお願いします」と評価を指定したりする方法は避けましょう。

良いクチコミにも悪いクチコミにも返信する

クチコミへの返信は、投稿したお客様だけでなく、これから来店を検討する人も見ています。

良いクチコミには、

ご来店ありがとうございました。季節ごとに新しいメニューをご用意していますので、
ぜひまたお越しください。

改善を求めるクチコミには、

貴重なご意見をありがとうございます。ご不便をおかけして申し訳ございません。
今後はご案内方法を見直してまいります。

と、短く誠実に返信します。

感情的に反論せず、個人情報や詳しい事情を書きすぎないことも大切です。

少しの改善で行ってみたいお店に代変わる

ビフォーアフターで改善を確認する

Googleマップの改善は、一度にすべて行う必要はありません。
最初に現在の状態を記録し、1か月後に比較してみましょう。

確認する数字は、

  • Google検索やマップで表示された回数
  • 電話をかけた人の数
  • ホームページを見た人の数
  • 経路を検索した人の数
  • クチコミの件数
  • 写真や基本情報を更新した回数

などです。

Googleビジネスプロフィールの「パフォーマンス」から、一定期間の反応を確認できます。
Google公式「ビジネスプロフィールのパフォーマンスを確認する」

上位表示だけを追いかけるのではなく、実際の電話、予約、問い合わせ、
来店につながったかを見ていきましょう。

5分でできる販促ワーク

お客様になったつもりで、自店をGoogle検索またはGoogleマップで検索してください。

そして、次の3点を確認します。

  • 営業時間や電話番号は正しいか
  • 初めての人が店内の様子を写真で確認できるか
  • 最近の情報やクチコミが掲載されているか

改善点を一つだけ見つけ、今日中に修正してみましょう。

最初から完璧にする必要はありません。まず一つ直し、
それを続けることがGoogleマップ集客の第一歩です。

今回の販促ポイント

Googleマップは、表示順位を上げるだけのものではありません。

地域でお店を探している人に、

「ここなら安心できそう」
「自分に合っていそう」
「行ってみたい」

と思ってもらい、来店につなげるための店舗案内です。

正しい情報、分かりやすい写真、新しい投稿、誠実なクチコミ対応。
この4つを少しずつ整え、新しいお客様との接点を増やしていきましょう。

次回予告

次回、第3回は「店頭POP・看板で入店率を上げる方法」
をご紹介します。

お店の前を通る人は、看板のどこを見て、何をきっかけに足を止めるのでしょうか。

通行客にお店の魅力を伝えるキャッチコピーや、店頭POP、A型看板の作り方を、
業種別の事例とともに分かりやすく解説します

Rypikan



商売のヒントはこちらでもご覧になれます。地元の商工会議所を活用しましょう。
◆全国の商工会議所一覧 https://www5.cin.or.jp/ccilist
◆中小企業庁支援策チラシ一覧 https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/support.html

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