紹介キャンペーンで新規客を増やす方法
【売上30%アップを目指す9つの販促手法・第1回、新規集客①】

新しいお客様を増やすために、広告やSNSに取り組んでいるお店は多いと思います。
しかし、広告費をかけなくても新規客を増やせる方法があります。
新規集客で一番先に取り組みたい販促の手法、それが、既存のお客様から
家族や友人を紹介してもらう「紹介キャンペーン」です。
すでに利用しているお客様からの紹介には、広告にはない信頼があります。
今回は、お客様がお客様を呼んでくれる仕組みのつくり方をご紹介します。

満足していても紹介は起こらない
「お客様が満足してくれれば、自然に誰かを紹介してくれる」と考えがちです。
しかし、実際には満足していても、紹介までしてくれるお客様は
それほど多くありません。
その理由は、お店に不満があるからではなく、
- 紹介するきっかけがない
- 誰に紹介すればよいか思いつかない
- お店の説明が難しい
- 紹介方法が分からない
といった、小さな障害があるからです。
紹介キャンペーンの目的は、無理に紹介をお願いすることではありません。
「このお店なら、あの人に教えてあげたい」と思ったとき、
すぐに紹介できる仕組みを用意することです。

特典は紹介した人とされた人の両方に
紹介キャンペーンでは、紹介したお客様だけでなく、
紹介された新しいお客様にも特典を用意すると参加しやすくなります。
例えば美容室なら、
- 紹介した人には、次回使えるトリートメントサービス
- 紹介された人には、初回来店時の500円割引
という形です。
飲食店なら、双方にドリンクやデザートを提供する方法もあります。
特典は、高額な割引である必要はありません。
「紹介してよかった」「紹介されてよかった」と感じられる、
分かりやすく使いやすい内容にすることが大切です。
割引が難しい場合は、試供品、ミニサービス、ポイント追加
などでもよいでしょう。
ここで例外のお話をしておきます。
高級品を扱っているお店やプライド高いお客さまが多いお店は
このようなオープンなご紹介制度は向かないかもしれません。
実施する場合も人を見て個別にお願いするのがいいでしょう。

紹介カードに必要な情報
紹介キャンペーンを始めるなら、名刺サイズの紹介カードを用意すると便利です。
カードには、次の内容を記載します。
- 紹介された人が受けられる特典
- 紹介した人が受けられる特典
- 利用期限
- お店の名前、住所、電話番号
- 予約方法
- 紹介者の名前を書く欄
- LINEや予約ページにつながる二次元コード
情報を詰め込みすぎず、「何がもらえるのか」「どう利用するのか」が
ひと目で分かるようにしましょう。
カードを渡すときは、ただ会計時に添えるだけではなく、
「もし周りに同じようなことで困っている方がいらっしゃったら、
このカードをお渡しください」と一言添えると、紹介する相手を
思い浮かべてもらいやすくなります。
お店の特徴や得意なこと
- 主な商品やサービス
- 初めての人におすすめのメニュー
- 店内やスタッフの写真
- 営業時間、住所、予約方法
- ホームページやLINEにつながる二次元コード
などを掲載しておけば、紹介するお客様は「こんなお店ですよ」
と説明しやすくなります。
紹介カードがキャンペーンの特典を伝えるものだとすれば、
ミニパンフレットはお店そのものの魅力や安心感を伝えるものです。
2つをセットで渡せるようにしておくと、紹介された人も来店後の
イメージを持ちやすくなり、問い合わせや予約につながりやすくなります。

LINEなら、その場で紹介できる
LINE公式アカウントを利用している場合は、紹介用のメッセージを
用意しておく方法もあります。
お客様が家族や友人に転送できるように、
- お店の簡単な紹介
- 初回特典
- 地図や予約ページ
- 利用期限
をひとつのメッセージにまとめます。
「このメッセージをお友達に転送してください」と案内すれば、
カードを持ち歩かなくても、その場で紹介できます。
業種別の紹介キャンペーン例

美容室
友人紹介で、双方にトリートメントまたはヘッドマッサージをサービスする。

飲食店
紹介された人にドリンク、紹介した人に次回来店時のデザートを提供する。

整体・リラクゼーション店
家族や友人の紹介で、双方の施術時間を10分延長する。

アパレル・雑貨店
紹介された人に初回割引、紹介した人に次回使えるポイントを付ける。
大切なのは、自店のお客様が喜び、無理なく提供できる特典を選ぶことです。
紹介キャンペーン成功の3つのポイント
紹介キャンペーンを成功させるポイントは、次の3つです。
- 紹介する相手が思い浮かぶ言葉を使う
- 紹介方法を簡単にする
- 特典と利用期限を分かりやすくする
「どなたかご紹介ください」だけでは、お客様は誰を紹介すればよいか迷います。
「肩こりに悩んでいるご家族はいませんか」
「髪の傷みを気にしているお友達はいませんか」
のように伝えると、具体的な相手を思い出してもらいやすくなります。

今日からできる5分ワーク
まずは、次の3つを書き出してみましょう。
- どのような人を紹介してほしいか
- 紹介した人に何を提供するか
- 紹介された人に何を提供するか
この3つが決まれば、紹介カードやPOPの基本ができます。
最初から大規模に行わず、まずは常連のお客様10人に案内して反応を確認してみましょう。
紹介キャンペーンは、一度つくれば繰り返し活用できる販促です。
お客様との信頼を、新しい出会いにつなげる仕組みとして取り入れてみてください。
次回予告
次回、第2回は、
「Googleマップ・MEOで新規客を増やす方法」をご紹介します。
写真の選び方や投稿内容、クチコミのお願い方など、地域でお店を探している人に
見つけてもらうための改善ポイントを分かりやすく解説します。
Rypikan
商売のヒントはこちらでもご覧になれます。地元の商工会議所を活用しましょう。
◆全国の商工会議所一覧 https://www5.cin.or.jp/ccilist
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