お客様との接点を増やして親しくなるDM・LINE活用術
【売上30%アップのための販促手法・第6回、リピーターの育成③】
お客様に忘れられないお店になるために
一度来店してくださったお客様に、もう一度来てもらうためにはどうすればよいのでしょうか。
前回は、会員制度やポイントカード、スタンプカードを活用して、
常連客を育てる方法をご紹介しました。
しかし、カードを渡しただけでは、お客様が再び来店してくれるとは限りません。
そこで大切になるのが、お客様との接点を増やし、お店を思い出してもらうことです。
今回は、DMやLINE公式アカウントを使って、再来店のきっかけをつくる方法をご紹介します。

1.お客様はお店を忘れてしまう
お客様が再来店しない理由は、必ずしもお店に不満があるからではありません。
「そういえば、しばらく行っていないな」
「近くに行く機会がなかった」
そんな理由で、いつの間にか足が遠のいてしまうこともあります。
だからこそ、季節のおすすめ商品やイベント情報を定期的に届けることが大切です。
例えば、飲食店なら秋の味覚フェア、美容室なら季節のヘアケア、
整体院なら冬の身体のケアなど、お客様の暮らしに役立つ情報を届けます。
単なる売り込みではなく、「ちょうど行きたいと思っていた」と感じてもらう情報発信を
心がけましょう。
2.DMは特別なお客様への案内に効果的
DMには、郵送するはがきや封書などがあります。
印刷費や郵送料はかかりますが、手元に残りやすく、特別感を伝えられることが魅力です。
特に、長年利用してくださっている常連客や
一定期間来店していないお客様への案内に向いています。
例えば、
- 飲食店:季節限定メニューや周年記念の案内
- 美容室:誕生月の特別サービス
- 小売店:会員限定セールの招待状
- 整体院:前回来店から時間が空いたお客様へのご案内
DMでは、誰にでも同じ内容を送るよりも、お客様の利用履歴や関心に合わせて
案内すると効果的です。
「いつもありがとうございます」という感謝の気持ちを添えることも忘れないようにしましょう。

3.LINE公式アカウントで気軽につながる
小規模なお店にとって、LINE公式アカウントは比較的手軽に始められる情報発信の方法です。
お客様に友だち登録していただくことで、新商品やイベント、キャンペーンなどの
情報を届けられます。
例えば、
飲食店
「今週から冬限定の鍋メニューが始まります」
美容室
「乾燥が気になる季節。冬のヘアケアメニューをご用意しました」
小売店
「会員様限定の冬物セールを開催します」
このように、季節感のある情報に写真を添えると、商品の魅力が伝わりやすくなります。
ただし、配信回数が多すぎると、お客様に負担を感じさせてしまいます。
最初は月1~2回程度を目安に、お客様の反応を見ながら調整するとよいでしょう。
なお、LINE公式アカウントには無料プランと有料プランがあり、配信数などによって
費用が変わります。

4.「お知らせ」だけで終わらせない
DMやLINEで大切なのは、情報を届けた後に、お客様が行動しやすいようにすることです。
例えば、
「冬の新メニューが始まりました」
という案内だけでは、来店のきっかけとして弱いかもしれません。
これを、
「寒い日におすすめ!地元野菜たっぷりの冬限定ランチ。今月末までご提供します」
とすれば、商品の魅力と利用する理由が伝わります。
さらに、価格、提供期間、営業時間、予約方法などを添えることで、
お客様は行動しやすくなります。
誰に、何を、なぜ今おすすめするのか。
この3つを意識して案内を作りましょう。

5.ポイントカードや会員制度と組み合わせる
前回ご紹介したポイントカードやスタンプカードは、DMやLINEと組み合わせることで、
さらに活用の幅が広がります。
例えば、スタンプカードを持っているお客様に、LINEで季節のおすすめ商品を案内します。
また、会員登録時に誕生月をお聞きしておけば、誕生日のお祝いメッセージや
特典の案内もできます。
ただし、顧客情報を集める際は利用目的を伝え、DMやLINEによる案内について
お客様の同意を得ることが必要です。
お客様との信頼関係を大切にしながら、無理のない仕組みをつくりましょう。
6.配信後は反応を確認する
DMやLINEは、送って終わりではありません。
どのような案内に反応があったのかを確認し、次の販促に生かすことが大切です。
例えば、LINE限定クーポンを用意すれば、利用件数から反応を確認できます。
DMなら、案内状の持参や専用の予約番号などで効果を調べることもできます。
最初から大きな成果を求めず、少しずつ改善していきましょう。

まとめ お客様とのつながりを育てよう
リピーターを増やすためには、来店時のサービスだけでなく、来店していない期間の
コミュニケーションも大切です。
DMやLINEは、お客様にお店を思い出してもらい、
再来店のきっかけをつくるための販促手段です。
まずは、季節の商品やイベント情報を月に1回届けることから始めてみましょう。
小さな接点を積み重ねることが、常連客を育て、安定した売上につながっていきます。
次回予告【リピータの育成+α】
「お客様の声・クチコミを次の集客につなげる方法」
お客様の満足や感謝の声は、新しいお客様がお店を選ぶ際の大きな判断材料になります。
次回は、クチコミを自然に集める方法や、Googleマップのクチコミへの返信、お客様の声を
販促に活用する方法をご紹介します。
Ryoukan
商売のヒントはこちらでもご覧になれます。地元の商工会議所を活用しましょう。
◆全国の商工会議所一覧 https://www5.cin.or.jp/ccilist
◆中小企業庁支援策チラシ一覧 https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/support.html

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